セブンソード | 桜さんの映画鑑賞日記

セブンソード

セブンソード 2005 香港/中国

SEVEN SWORDS

七剣


最強の英雄(ヒーロー)伝説、7人分の衝撃。

セブンソード (期間限定)
¥1,286


監督: ツイ・ハーク
アクション監督: ラウ・カーリョン
製作: リー・ジョウイ
マー・ジョンジュン
パン・ジージョン
ツイ・ハーク
製作総指揮: レイモンド・ウォン
ホン・ボンチュル
チャン・ヨン
原作: リャン・ユーシェン 『七剣下天山』
脚本: ツイ・ハーク
チェン・チーシン
チュン・ティンナム
撮影: キョン・クォッマン
音楽: 川井憲次
武術指導: トン・ワイ
ホン・ヤンヤン
 
出演: レオン・ライ ヤン・ユンツォン
ドニー・イェン チュウ・チャオナン
チャーリー・ヤン ウー・ユエンイン
スン・ホンレイ フォンフォリェンチョン
ルー・イー ハン・ジィパン
キム・ソヨン リュイジュ
ラウ・カーリョン フー・チンジュ (特別出演)
チャン・チンチュー リィウ・ユィファン (特別紹介)
ダンカン・チョウ ムーラン (特別紹介)
タイ・リーウー シン・ロンヅ (特別紹介)
パイ・ピアオ
チー・クワンチュン
ホアン・ペン
マイケル・ウォン (友情出演)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのツイ・ハーク監督が、中国、香港、台湾の人気俳優を贅沢に起用し壮大なスケールで描く武侠アクション巨編。

中国を代表する武侠小説の大家、リャン・ユーシェンのベストセラー『七剣下天山』を基に、清軍の蛮行を阻止するため立ち上がった7人の剣士の活躍を描く。
 1660年、清王朝建国後の中国。

満州人の清朝は漢族の明朝の滅亡を図り、“禁武令”を発して武術の覚えある者を次々と死罪に処していった。

清朝の冷酷無比な圧政に、かつて明朝で処刑人を務めていた武術の達人・傳青主が立ち上がる。彼は青年剣士の韓志邦と女侠の武元英を伴い、伝説の刀匠・晴明大師が住むという神秘の山“天山”へと向かう。

傳青主の救援の要請に応え、晴明大師は4人の偉大な弟子、楚昭南、楊曇、穆郎、辛龍子を特別な七つの剣とともに送り出す。こうして、4人の弟子に傅青主ら3人を加えた“七剣”が誕生、清軍に戦いを挑むのだった。




★★★★★☆☆☆☆☆

メラメラ 私アジア映画はほとんど観ないんですが、

中国、中華映画は好きなんですよ。

ジャンルにもよるけれど、

ワイヤーを使ったアクションや冒険ものが多いから。

それと三国志に代表される中国の歴史ものが好きだから。

三国志好きは自分でも相当なものだったと思います・・

今では漢字で書けと言われれば思い出せない難解な名前や地名を、

よくまあ夢中になってたころは覚えていましたねぇ・・

三国志は原本を探しましたが曹操のファンでしたが面白くなく、

やはり後から出た三国志演義面白かったから売れたんだなぁと。

吉川さん陳さん、柴田さんのを読みました。

横山光輝の漫画も全巻読み、

蒼天も最後まで読めなかったけどほとんど読んでいます。

あと、ゲームもはまりましたね・・

同じく中国ものでは有名な

項羽と劉邦とか史記に孫子の兵法を説く孫子、

水滸伝も好きでした。

古くは西遊記とかね・・中国の歴史ものは面白い。

SFの要素があるから今で言うファンタジーアドベンチャー。

戦いもロードオブザリングなんかに出てくる武器が出てきたり、

戦国ファン歴史ファンにはたまらない中国もの


今回は特に中国のスピルバーグといわれる(昔はジョン・ウーがそう言われた・・)

ツイ・ハーク監督作(といっても他の作品は記憶にないのですが・・)

さあ面白楽しい冒険SFが見られるぞ~とワクワク。

しかし・・無理やりだったなぁ・・

上映時間はわりと長いのにそれでも描ききれていない。

説明不足はロールプレイングのお約束で仕方がないのですが、

前半の説明が長すぎるのと後半の説明がなさすぎること、

そして大きな鍵を握るサスペンスとしても面白い、

内通者が誰なのかをひっぱるにせよ、

あまり本線には関係がなかったりといまいち編集に荒さがあります。

やはりここらは本家本元のスピルバーグのようなハリウッド冒険映画が上。

けれどもお話自体は単純なわりに結構面白く進むので

わかっていても観続けられる。

後半なんかもろインディジョーンズなのですよ。

洞窟やアジトの狭い場所での曲芸は面白いし、

あと・・7つの剣が揃う理由や集まる意味も本当に曖昧であんまり考えることはない。

ここらはたぶんテレビシリーズのような原作があって噛み砕いて説明し、

続き物として成功したのでしょう。

1本の映画で一気に見せるとなれば観客も見方を変えねばなりません。

突っ込みながら楽しむ

これですよね。

HEROのような精神論哲学論の映像映画は合いませんでしたが、

これは割と面白かったなぁ。

中途半端で(苦笑)

そこが中国映画のいいところ。

ちなみに俳優さんでちょっと気になる人を見つけましたので・・

大好きなサッカーの玉田選手にちょい似(マッチ似と言えば古いか)なんですが・・

しかしよく似た顔が多いからまずそれがややこしかったなぁ。

DVDもお安いのでレンタルしてよければ買って何度か観れば面白いかも。

しばらくしてまた見てみようかなぁとも思うので・・




han