GOAL! ゴール!
GOAL! ゴール! 2005 アメリカ/イギリス
少年の夢は、みんなの夢になる。
- GOAL! STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い スタンダード・エディション/クノ・ベッカー
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監督: ダニー・キャノン
製作: マット・バーレル
マーク・ハッファム
マイク・ジェフリーズ
製作総指揮: ローレンス・ベンダー
ピーター・ハージテイ
原案: マイク・ジェフリーズ
脚本: マイク・ジェフリーズ
エイドリアン・ブッチャート
ディック・クレメント
イアン・ラ・フレネ
撮影: マイケル・バレット
音楽: グレーム・レヴェル
ジョエル・キャドバリー
出演: クノ・ベッカー サンティアゴ・ムネス
スティーヴン・ディレイン グレン・フォイ
アンナ・フリエル ロズ・ハーミソン
アレッサンドロ・ニヴォラ ガバン・ハリス
マーセル・ユーレス エリク・ドーンヘルム
ショーン・パートウィー バリー・ランキン
トニー・プラナ ハーマン・ムネス
ミリアム・コロン メルセデス
デヴィッド・ベッカム
ラウール・ゴンサレス
ジネディーヌ・ジダン
アラン・シアラー
スティーヴン・ジェラード
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FIFA(国際サッカー連盟)が製作を強力にサポートしたことでも大いに注目を集めたサッカー映画。
本作は全3部作の第1部。メキシコ生まれのサッカー少年が、プロでの成功を夢みてイングランド・プレミアリーグの名門チーム、ニューカッスル・ユナイテッドで奮闘する姿を描く。
ヨーロッパ・チャンピオンズリーグを舞台とした第2部、ワールドカップでの戦いを描く第3部へと続く。
ベッカムやジダン、ラウールといった現役スーパースターも多数登場。
メキシコの貧しい家庭に生まれた少年サンティアゴ。家族と共に米国ロサンゼルスへと移住した彼は、次第に大好きなサッカーの才能を開花させていく。
メキシコの貧しい家庭に生まれた少年サンティアゴ。家族と共に米国ロサンゼルスへと移住した彼は、次第に大好きなサッカーの才能を開花させていく。
やがて20歳になったサンティアゴは、ニューカッスルのスカウトの目に留まり、父親の反対を押し切り、単身英国へと渡る。
しかし、なんとかニューカッスルの練習生となったサンティアゴだったが、そんな彼の前には数々の試練が待ち受けていた…。
★★★★★☆☆☆☆☆
レンタルでもいいやと劇場上映を見送った作品、
劇場で見ればよかったと後悔させるほどではなかった・・
サッカー大好きなので2006年はほとんど映画を見ていません。
2007年初頭に見る映画もサッカー映画になりましたが・・
ストーリーはスポ根ものの王道であり、
泣かされてもいいかなと少々期待もしたのですが・・
スポ根ものは苦手なのであまり見ません。
しかしお決まりでも「ルディ」や「ロッキー」は感動した。
その感動がなぜ味わえないのだろうか・・
自分で見終わったあと答えを探しました。
アイドル不在のスポーツ映画には共感できない。
このアイドルというのはベッカムやジダンやラウールではありません。
主人公の夢のきっかけです。
どんな有名なサッカー選手でも幼いころにアイドルだった選手がいるのです。
中には自分が目標とか言う選手もいるかもしれませんが、
ほとんどのサッカー、スポーツ選手にはそれがいた。
脚本の邪魔ならば映像で具現化しなくてもいいから、
夢のきっかけとして演出されれば共感できたのです。
サッカーが好きだから。
これだけでは弱い。
なぜ好きになったのか。
貧困からの脱出と有名になりたかった。
これもロナウジーニョの自伝のほうが感動できるだろうし、
主人公が演じているのはマラドーナの時代ではなく、
ベッカムがレアルにいる今の時代なのです。
だからとってつけたように感じて共感できなかった。
もちろん貧困からサッカーを始め成功した選手も実在しますが、
そのうわべだけを脚本にしてしまったような感はあります。
駐車場に並ぶ高級車もディスコで酔うスター選手もうわべだけは合っています。
ここにレアルの選手をゲスト出演させるならば、
主人公にそんなスター選手に憧れていた遠い昔も書いてほしかったなぁ・・
そしてこの見方によればカンナバーロ似の愛嬌ある主人公の魅力が、
まったく生かされていないから・・
万能選手になってしまっている。
南米出身ということでドリブラーでは安直。
でも許せるかなと見ていたんですが・・万能すぎ!
魅力とは欠点も含めて魅力なのに。
この作品の見方をはじめから代理人の目で見ました。
代理人役の俳優さんは初めて見ましたがよいです。
アル・パチーノ似でありフランスの皇帝プラティ似でもある。
2でまた新しい代理人(ジェフリー・ラッシュ似だけど違うのか??)ともめそうです。
この代理人が主人公の夢を具現化しています。
だからアイドルはいらないのかもしれませんが・・
それにしても代理人の夢物語の映画ではありませんから。
ちなみに私はイタリアセリエファンでありスペインではバルセロナ。
プレミアには興味がないので、
この映画をきっかけにプレミアにも興味が持てたらと思っていたのですが・・
FIFA公認ということでサッカーの宣伝になればいいけれど、
なんか昔のサッカー選手のサクセスストーリーを映画のために借りて、
今の映像に合成したような感じでした・・
まずは製作側に本当にサッカーが好きな人を使ってほしい。
2での期待はありふれていますが、
ライバルを登場させてほしいですね。
同じポジションで争うということがサッカー選手にはつきもの。
それの前触れに1ではせめて何が得意とかは描くべきでした。
そして代理人がもうひとり登場しますから、
移籍問題がありそうですね。
サッカーが好きだから始めたのだからサッカーが好きだから終わる。
これがたぶん3以降でしょう・・
中田英寿みたいなストーリーですね。
ジダンも中田も出るらしいし・・
こういうのだけを期待して見てみようかなと割り切って(苦笑)