ネバーランド
ネバーランド 2004 イギリス/アメリカ
FINDING NEVERLAND
ピーター、そこは夢がかなう場所なんだ。
信じれば、必ず行ける。
- ネバーランド/ジョニー・デップ
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監督: マーク・フォースター
製作: ネリー・ベルフラワー
リチャード・N・グラッドスタイン
製作総指揮: ゲイリー・ビンコウ
ニール・イズラエル
原作戯曲: アラン・ニー
脚本: デヴィッド・マギー
撮影: ロベルト・シェイファー
プロダクションデザイン: ジェマ・ジャクソン
衣装: アレクサンドラ・バーン
音楽: ヤン・A・P・カチュマレク
出演: ジョニー・デップ ジェームズ・マシュー・バリ
ケイト・ウィンスレット シルヴィア・ルウェリン・デイヴィズ
ジュリー・クリスティ デュ・モーリエ夫人
ラダ・ミッチェル メアリー・アンセル・バリ
ダスティン・ホフマン チャールズ・フローマン
フレディ・ハイモア ピーター・ルウェリン・デイヴィズ
ニック・ラウド ジョージ・ルウェリン・デイヴィズ
ジョー・プロスペロ ジャック・ルウェリン・デイヴィズ
ルーク・スピル マイケル・ルウェリン・デイヴィズ
イアン・ハート アーサー・コナン・ドイル卿
ケリー・マクドナルド ピーター・パン
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1903年のロンドン。
作曲賞 | ヤン・A・P・カチュマレク |
若手男優賞 | フレディ・ハイモア |
ファミリー映画賞(実写)
★★★★☆☆☆☆☆☆
え~と・・
この作品、かなり期待してたんですが・・
ふたを開けてみたらば、実に現実的なメロドラマの要素があり、
正直見てて苦痛でした。
面白かったのは最初のほうだけで、
ピーター・パンの原作者と少年たちの家族との交流が、
冒険のようでもあり御伽噺のようで夢があったのですが、
それが作られた夢でしかないことが映画の進行でわかってきます。
もちろん、私はピーター・パンのお話のネバーランドという国が、
天国の世界だとは思ってはいました。
みんな感じていたんじゃあないかな?
年をとらない子供の世界。
窓から旅立ちもとの世界に帰ってはこられない世界・・
原作からのディズニー映画(2も見たし実写も見た)のそういう現実的なこともわかってはいた。
けれども、
ここまで現実的にしかも家庭の事情まで細かく描かれたら、
夢もなにもあったもんじゃあない。
こういう経路でできましたという誕生秘話なんですが、
みなきゃあよかったとは思うものの、
見ていなければ知らなかったし・・
ただ・・
あまりタイプではないジョニー・ディップがこの作品では、
普通の好青年役がよかった。
役に合ってるとか言うのは疑問だけれども、
特に前髪を下ろした顔は品もよくその意外さに好感。
映画とはこれは関係はないんですがね(苦笑)
子供もかわいいけれどこれだけ大所帯だと・・
やっぱりアニメのほうがいいなぁ・・
あと、母親役のケイトはうまいんですが彼女もなんか合っていない気が・・
唯一よかったのが舞台でのピーター役の女優さん。
これを見てたら舞台劇のピーター・パンのほうが見たくなりました。
演出はカラフルできれいだった。
けれど本当に、暗い現実的なメロドラマを見てるようでした。
期待して勘違いしていた予想では、
ピーター・パン原作者の心温まる逸話・・
温まるどころか冷えてしまいました(苦笑)
「ネバー・エンディング・ストーリー」のほうが私には合ってました(爆)