エネミー・ライン2
BEHIND ENEMY LINES: AXIS OF EVIL
- エネミー・ライン2 -北朝鮮への潜入-/ニコラス・ゴンザレス
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
監督: ジェームズ・ドッドソン
製作: ジェームズ・ドッドソン
ロイー・シャロン
脚本: ジェームズ・ドッドソン
撮影: ロレンツォ・セナトーレ
出演: ニコラス・ゴンザレス
ピーター・コヨーテ
キース・デヴィッド
ベン・クロス
ブルース・マッギル
エイプリル・グレイス
グレン・モーシャワー
デニス・アーント
★★★★★☆☆☆☆☆
私は不人気な2のほうが1よりも好きです。
1は俳優が豪華ですが「ステルス」のようなばからしさが合わない。
それとこちらの2のほうは題名からもう割り切って見られるので、
ここまでやれるか?と客観的に面白く見られたのです。
突っ込みどころはたくさんあるのだけれど、
一番気に入らなかったのが、
ブレまくりの戦闘シーンの連続・・
酔いますし無駄。
戦国自衛隊かと思うほど時代錯誤。
まあこれくらいアメリカと北朝鮮は違うんだと言いたいのでしょう。
面白いんだけどね。
なんかうらやましくもなった。
韓国側が凛とした態度でアメリカと互角に外交してるのとか、
北朝鮮=悪という図式で、
韓国側はアメリカを助けるんです。
同じ民族だけど間違ってるから加担したいと。
おいおい、
日本は出ては来ないなぁ・・
出る幕なしですね。
さびしい。
軍事力がないからという理由だけではない。
置いてけぼりのような気がします。
だから日本も軍事力を持てというのではなく、
アメリカが韓国の引止めを無視して、
北朝鮮の上空を飛ぼうとする。
そこで初めて日本=沖縄の名が登場しただけ。
日本=沖縄はアメリカにとって基地。
それだけなのかもしれないと、
いまさらのように思った。
突っ込みどころはたくさんあるし、
日本置き去り韓国びいきで描かれて入るものの、
妙な説得力もあるので飽きません。
大体私は戦争もので泣かせるというのよりも、
こういった戦争の首謀者が出てきて上でなんかやっててと、
それを映画で見るのが好きみたい。
そこに被害にあった一般人や兵士は、
当たり前の犠牲者なのだからひつこく描かなくてもわかってる。
上の悪いやつらがどう動いてたとか、
国同士の勘違いや根回しなどが見たい。
高見の見物ができるのも映画というフィクションだから。
どれだけ人間がおろかだということを描いている映画がいいです。
そこがちょっと見えたので限りなく6点に近い5点。
未知への飛行 国同士の読み合い誤報・・
その面白さと娯楽だけではない社会派映画の責任を果たした、
シドニー・ルメットの傑作は怖いくらいのリアルさ。
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エネミー・ライン
限りなく5点に近い
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